橋本健二の読書&音楽日記

日々の読書と音楽鑑賞の記録です。

2008-11-25から1日間の記事一覧

見田宗介『まなざしの地獄』

見田宗介の「まなざしの地獄」は、私の世代の社会学者には忘れることのできない名論考である。連続射殺事件の永山則夫のライフヒストリーに題材をとり、現代日本における階級の意味について論じたもので、永山則夫に関する文献の中でもトップにあげておきた…