橋本健二の読書&音楽日記

日々の読書と音楽鑑賞の記録です。

2010-03-10から1日間の記事一覧

藤井淑禎『高度成長期に愛された本たち』

著者は日本近現代文学が専門だが、大衆小説や映画を論じることが多い。しかもその視点は常に、敗戦から高度経済成長期の日本社会の変化をふまえたもので、ある意味で社会学的とも言える。このため以前から愛読していて、専門書以外はたいがい読んでいるので…