橋本健二の読書&音楽日記

日々の読書と音楽鑑賞の記録です。

2008-11-17から1日間の記事一覧

間庭充幸『若者犯罪の社会文化史』

著者は犯罪社会学者だが、いろいろな犯罪事例を取上げ、その時代の社会状況や時代精神と関わらせながら論じるという、やや評論めいた著作を書くのを得意とした。「アプレ人間」「管理社会」など、やや時代がかった用語が出てくるのは、この世代の社会学者し…